あとがき

自然科学から解明した地理風水は生きた事象であり、地球磁場の変化とともに少しずつ変化していく。古代から続く風水師の歴史観の書籍、そして自然環境の異変から改めて風水の意義を知ることができる。私たちはその風水の原点から自然と共生する社会づくりにようやく気が付き、地理風水は地球生命体への教訓として役立つことが認識された。

また今日では自然を見直す理解者も多く、地理風水というものは「古代の生活の知恵」からもっと広い宇宙界の道理で書かれていることを知らされる。そこでこのネット著書では、古代の地理風水に限らず様々な自然科学分野の優れた実務の最新事例を載せてみた。

 

自然科学から見た地理風水は、いかに大地と宇宙との連携を捉えた叡智に満ちた世界であり、ヒトの生命を生かす自然術であること、日常生活の合理的な生き方を多岐にわたって生かされていることに気づかれるだろう。

27年あまり、自然科学地理風水を執筆し、実務的な観点から調査研究から考えていることがある。

創造的な文章を書くためには、文章に対する感性を育てることが重要であり、それは熱意です。熱意があれば、様々な情報が寄せられ、いつしか自分の能力を超えた何者かが私の手を借りて文作になっていることに気が付きました。その感性を得るには、無欲であり、がむしゃらな努力です。

がむしゃらにただ書いても、我流が身につくだけで他人には通用しない。世の中にはどんな研究者がいて、その成果が実務されているか、それはどんなふうに優れているか、理解する力がなければ、自分の狭い地理風水の世界に閉じこもることになる。しかし地理風水に関連する優れた先駆者はまさに無限にいて、それぞれに特徴がある。それを選んで読み、どう理解し、自分の中で醸成し、自然科学からまとめ、実務地理風水を大成させるかが最大の狙いだ。

27年あまり、実務自然科学地理風水に役立つ文章を各方面からいろいろ探した。それは私にとっても面白く楽しい時間だった。人は目的を持って生きることの素晴らしさ、一日一生という第二の人生の中で認識し、選び出したそれらをテキストに使い、それから、読んだ後には書く時間を設けて、斬新な言葉を頭に浮かべ、どう記載するか、時には感度が上昇しすぎて、何者かに逆鱗に触れサーバー攻撃から壊滅する羽目にもあった。それにもめげすたくさん読んで、ネット情報を漁って、自分流に書く。このサイクルがいつしか習慣となって定着した。

『実務自然科学地理風水レッスン』の名の通り、ここに紹介する文章は、自然科学からみた地理風水の原点の一所にとどまらず、どこへ飛んでいくかわからない。その疾走、脱線感覚も味わってほしいと思う。

本文中のリンクで作者の自然科学地理風水日記の小文が入る。これは私の27年間、温かく見守ってくれた霊峰妙義山を背景に地理風水への取り組み経過を書きとめてみたのである。  妙義山に合掌